13人目の怒れる男

主に本や映画の感想など。語る人がいないのでブログに書いています。

クレイジー・リッチ!

付き合った彼の実家が大富豪で、周りには妬まれるし彼の家族からも良く思われないしどうしよう…という話。彼氏の母親に気に入られようとしたりパリピ女達がウェーイしたり本筋はまったくどうでもよいが、主人公二人と良識ある何人かの友人の奮闘だけが唯一の救いだった。それだけに最後の結末にはガッカリで、おいおい、筋を通すんじゃなかったのかよと突っ込みたい。王道といえば王道だけど、庶民からすればどうでもよくてしょうもない上流階級の映画。

ただ主人公ニックと親友との友情にはグッときたし、男の友情っていいなあ、俺もああいう親友が欲しい…と寂しい気持ちになったよ。恋愛映画なんだけど主人公二人はそれぞれ親友の友情に支えられていて、むしろ友人の大切さが際立つ映画だった。一つ忠告するなら、20代後半くらいの結婚するかしないか微妙な年齢のカップルが見ると気まずくなるからやめた方がいいぞ。