13人目の怒れる男

主に本や映画の感想など。語る人がいないのでブログに書いています。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

すでに5作目まで制作が決まっていると言われるスピンオフの2作目。本作の監督はシリーズ6作連続でデヴィッド・イェーツ、映画自体も目新しさはないが安定して楽しめる、まさに安心と信頼のシリーズになっている。全5作で舞台となる都市も毎回変わるようで、リオデジャネイロ、ベルリン、ローマがすでに予想されている(個人的にはマーケットを取り込む意味でも中国、日本などアジアが舞台になっても面白いと思う。ファンタビシリーズでは可能性はかなり低いだろうけど)。

初期の子供向けファンタジーから後半にはシリアス路線へ転換し、今では大人でも楽しめるドル箱コンテンツになったハリー・ポッターシリーズ、個人的にはこのスピンオフ全5作が終了してもまだまだ金になるので息長く続くと思う。ハリー・ポッターの前日譚か後日譚か、舞台は世界のどの都市か、色々と応用がききそう。007シリーズのような長寿になってもおかしくないし、ここ最近過去の焼き直しみたいなことばかりで正直飽きてきているスターウォーズシリーズより面白いことは間違いない(ただしローグ・ワンは傑作だった)。ハリポタシリーズ、所詮子供向けファンタジーと侮ることなかれ。