13人目の怒れる男

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昭和史 戦後編

個人的には戦後の軽軍備・経済重視のおかげで今の平和と豊かさを享受できているので戦後の日本の方向性はそこまで間違っていなかったと思う。ただし筆者の見解と同じくバブル崩壊を転機に今後も衰退の一途を辿るのは確実で、危機感を持って少しでも経済的競争力・国際的プレゼンスを高め、結果として平和と豊かさを維持することが一つの方向性かと思うし、再軍備も理論的には一つの選択肢かと思う。中国・韓国蔑視や日本万歳なテレビ番組など過去の栄光を引きずっている感はまだまだあり、この辺りの認識を改めて(偏見なく外に目を向けて)いかに危機感を持てるかが鍵だと思う。

また昨今言われる政治への無関心については、大きな外的脅威もなく経済的に余裕ができ政治に期待するものがなくなってきたからではないか(誰がトップになりどんな国を目指してもある程度の生活水準が担保されている)。生活が安定していれば大きな変化を望まないので自民党政権がほぼ安定的に続いてきた。最近で言えば行政文書の書き換えや事務次官のセクハラが話題になる位で、将来貧困の深刻化や移民解放、外的脅威といった大きな要素が出てくれば政治闘争もまた激しくなるのではないかと思う。